Every Buddyが提案する企業ブランディングの新たなカタチ
「FAN-SONGs」
音楽マッチングサイトEvery Buddyの公募企画から誕生した企業広報のための「FAN-SONGs」。
企業がイメージソングやテーマソングを公募で募集するという仕組みが事業化された背景や広報に採用するメリットについて、運営元の株式会社Every Buddy(本社:大阪市)の代表取締役社長の松本恵がお答えします。
――Every Buddy(以下EB)はどんな会社ですか?
弊社は南海電気鉄道の社内公募事業で立ち上がりました。私はグループ会社の営業部門にいましたが、バンド活動をしていた経験から「音楽」を通して社会貢献したいという思いを形にするチャンスだと手を挙げました。ちなみに共同代表の大橋は元保線作業員です。2021年5月に法人化し、現在は社員とスタッフあわせて5名で運営しています。
当初はバンド仲間を探している人向けのマッチングサービスから始めましたが、東京や大阪でスポンサー探しの営業をかけていく中で、広報ツールとして「音楽」を活用したいという需要があることを知りました。
――そこで「FAN-SONGs」事業を開始されたのですね?
なんでもやってみないとわからないということで、まずは弊社のテーマソングを公募したところ、最終的に全国各地からプロのアーティストから小さいお子様まで約70件の応募があり、念入りにEBのことを調べてくれていて、楽しそうに社名を連呼していただけたのが深く印象に残っていますね。
その後、第1弾としてFM802でのCM枠を公募する形でマクセルホールディングス株式会社さんと共同企画を実施するに至りました。第2弾として楽器演奏可能な賃貸マンション「ミュージション」を展開されている株式会社リブランさんのご理解を得て、コロナ禍の中で頑張るミュージシャンたちを応援しようと「東西エールソング大会」を共催しました。
第3弾は株式会社LAWNさんが運営するテニスコート予約専門サイト「テニスグ」の公式キャラクター「スグの助」のキャラクターソングコンペを行いました。直近の第4弾は、個人向けの会員制総合卸売業「ファンビタウン」を運営している寺内株式会社さんの企業テーマソングの公募イベントをお手伝いさせていただきました。
また、テーマソングでは作曲の敷居が高いのかもしれないと、実験的にEBのサウンドロゴを募集する企画も行いましたが、こちらも素敵な作品がたくさん寄せられ新たな可能性を感じました。
これらの企画で得られた運営ノウハウを検証し、進化させることの繰り返しが「FAN-SONGs」事業につながっていきました。
――「FAN-SONGs」事業の活用の流れ
CMや店内BGMなど楽曲の使用目的などをお伺いし、募集したい曲のイメージ、テーマなどを打合せします。関連イベントやその後の活用方法なども視野に入れ、公募の開始や告知方法、審査の方法などを幅広くご提案し、広告効果の最大化を目指します。
プロジェクトの進行にあたっては、応募者と企業の双方の目線に常に気を配りながらスタッフが丁寧にサポートし、EBがこれまで蓄積してきた運営ノウハウが詰まった専用のプラットフォームもご活用いただけます。
「FAN-SONGs」事業を活用することで、企業とお客様の新たな出会いの場を生み出すことができます。
――集まってくるプレイヤーはどんな方が多いですか?
これまでの開催で共通しているのは、本格的なプロ活動をされている方からスマホ1台で撮影して投稿するアマチュアの方まで幅広い応募がありました。演奏や演出も総じてレベルの高いものが多く、国内外の幅広い年代からたくさんの応募がありました。自社製品や社名を知らないであろう意外なターゲット層からの応募を見られるのも魅力です。
最年少は9歳の小学生が応募してきてびっくりしたこともありました。
――企業にとってのメリットは?
自社をテーマとした楽曲が創作される過程で、幅広いターゲットに深く企業文化や製品を知っていただくことができます。応募者が楽しそうに企業名を連呼する姿にきっと驚かれると思います。また、楽曲の制作者自身がSNSなどを通じて、作品を拡散させることも多いので広告効果も大きく期待できます。
これまで、共催した企業から「ブランドイメージを広めることができた」「プロ1人に依頼する今までの手法からは一線を画している」というお声をいただいたことが印象に残っています。
――これから「FAN-SONGs」が目指すのは?
聴覚は視覚や味覚より深く人間に刻み込まれるという研究結果があります。失恋の時に聴いていた昔の音楽はその旋律が流れてくると、その時代のすべてに引き戻されるのがいい例ですね。「音楽」というのは誰にとっても常に人生に寄り添っているものだと思います。
企業が個人に寄り添い、個人が企業に寄り添いながら成長していく架け橋に「FAN-SONGs」がなれればいいと願っています。「これが流れてきたらこの企業」という、これまでの単に企業イメージを浸透させるワンウエイの「テーマソング」から、お客様と一緒に企業の歴史を創り上げる「FAN-SONGs」へ進化させたいですね。
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